「WEBのLP」と「オフライン広告」の違い。

それは何だと思いますか?

オフライン広告には、
チラシや新聞広告、雑誌広告などがありますね。

もちろん、WEBとオフラインの大きな違いは、
紙媒体かディスプレイか…という点にあるわけですが、
もうひとつ大きな違いがあります。

それは、「1ステップ」か「2ステップ」か、ということ。

オフライン広告の場合、
「売るための広告そのもの」を新聞や雑誌に掲載します。
つまり「1ステップ」。

それに対してWEB広告の場合は、
最初に「小さなバナー広告」などをネット上に掲載し、
それをまずクリックしてもらいます。

そして、クリックした先に
「売るための広告そのもの」(LP)が表示されるわけですね。
つまり「2ステップ」。

オフライン広告の場合、
広告料を払って雑誌や新聞に掲載しさえすれば、
高い確率で、読み手にその広告を読んでもらえます。

ところがWEB広告の場合は、
そもそも最初にバナーなどをクリックしてもらえなければ、
その先の「広告そのもの」は読んでもらえないのです。

オンラインとオフラインでは、
そのような違いがあります。

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この両者には、ほかにも違いがあります。

それは、「一度に見える範囲が異なる」という点。

チラシや新聞広告の場合、
全体が一瞬で一望できます。

どんなレイアウトなのかが、
一瞬でわかるわけです。

ところがWEB広告の場合は、
パソコンやスマホの「限られた画面」の範囲内でしか
広告を見ることができません。

その先の内容を見ようと思えば、
スクロールする必要があるのです。

WEB広告(LP)は、オフライン広告と比べて
全体を把握するのに手間がかかるぶん、
読ませる工夫が必要になります。

つまり、オフライン広告よりも
WEB広告のほうが「厳しい状況」にあるわけですね。

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ただし、WEB広告にはメリットもあります。

それは、字数制限がないという点。

オフライン広告はスペースが限られていますから、
おのずとコピーの量も制限されてしまいます。

ところがWEB広告の場合は、
自社の媒体ですから、いくら書いてもよいのです。

個人宅を訪問した営業マンが語る場面を
想像してみてください。

5分だけしか商品を紹介できない営業マンと、
30分間、十分に語りつくした営業マン。

どちらが、売上を上げるでしょうか?

もちろん、30分語りつくした営業マンですね。

一概にはいえませんが、
十分な説明を行なった営業マンのほうが
成約が取れる可能性は高くなるわけです。

それと同じように、
オフライン広告よりも十分な説明ができるWEB広告は、
オフラインよりも成約率が高くなる可能性が高いのです。

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さらに言えば、
WEB広告には、色のついた文字、カラフルなデザイン、
写真、イラスト、動画、AIチャット…など、
あらゆる装飾を施すことができます。

そのぶん「訴求力」を高くできるわけですね。

こういったことは、たとえば新聞広告ではできません。
(もちろんカラーの新聞広告は可能ですが、あまり見かけません)

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ただし、最初にお伝えしたように、
WEB広告にはデメリットもあります。

そのデメリットを十分に認識し、
WEBならではの「メリット」を最大限、有効活用する。

そうしてこそ、
WEB広告でモノやサービスがたくさん売れていくのです。

もちろんその際、「書かれているコピー」が
売上の成否を分けることは言うまでもありません。